映画『セトウツミ』菅田将暉と池松壮亮の癒やしと笑い
観たのは少し前ですが、映画『セトウツミ』。
地味ながら今年のベストに入れたい映画です。
ケンカもない。 部活もしない。 壁ドンもない。
「喋る」だけの青春。 7月2日公開
クスッと笑えてクセになる。 瀬戸と内海の放課後無駄話。
という、公式ツイートだけ見ても、笑えるのですが、
演じているのが菅田将暉君と池松壮亮君という大好きな俳優さん。
マドンナは最近人気の中条あゆみちゃん。
監督は大森南朋さんのお兄さん、大森立嗣氏。
なんか丁寧に作られたおばんざいのような、美味しそうな感じですが、
制作はわずか10日間というのもさくっとしていています。
舞台挨拶で菅田君みずから「DVDで観るような映画」
なんてコメントしていたぐらい(^_^;
で、この内容ながら、音楽がタンゴ。
それが合うような、合わないような、
でも、画面を上品な雰囲気に彩ります。
今回もたまたま見つけて、小劇場で観たのですが、
その環境がぴったりでした。
内容は二人の高校生、瀬戸君と内海君が
川縁でゆるゆると大阪弁で会話している。
それにちょっとした日常の事件が絡む……だけ。
原作が漫画で、それに従って一話が15分ぐらいの
ショートストーリーの連作ですが、
毎回のオチが秀逸!すごくセンスが良いのです。
ツボにはまりまくって最後はハンカチで口を押さえて爆笑してました。
ほんわりと、その世界にずっと浸かっていたいような
癒される時間を過ごせました。
これも映画サイトで評価の高い映画ですが、
その中で、
「深夜枠の15分でいいからテレビでやってほしい〜」
というコメントには深く同意します。
しかし、二人ともほんと、芸達者です。
予告編では、本編にないエピソードも。とりあえず、笑えます。
私が好きなのはこれ↓
DVDは来年かな〜