あははパンクだ『パンク侍、切られて候』:2018年7月・映画

「あらすじ、ないんです〜パンクなんで」……というようなことを、テレビの番宣にも関わらず、爽やかに微笑みながら答えてた、綾野剛、北川景子両氏。

「綾野くんの股間があまりに良い匂いで、思わず素に戻ってしまって撮影止めました」という村上淳さんに、「え〜あれ、そういうことだったんですかあ」と笑う綾野剛。舞台挨拶なのに。

(思わずどのシーンか映画で探してしまいました。前半でしたが、小学生男子か!?というシーンです)

まあね、タイトル聞いて、ポスター見たときから、パンクだと思っていましたけど。

だって、原作:町田康、監督:石井岳龍(聰亙)、脚本:宮藤官九郎って、みんな頭にパンクが付いてるひとばかりだし。相当はっちゃめちゃな映画だろうと予想していましたもの。

だけど、それにしてもオールスターキャスト。石井監督の映画に主演した方も多くて、さすがの監督パワーだなと。

石井監督の映画で観たのは、浅野忠信が牛若丸を演じて美しかった「五条霊戦記 GOJOE」(2000年)(かなり好きだった)と綾野くんと黒木華ちゃん主演の「シャニダールの花」(2013年)(ちょっと難解)二本ぐらいなのですが、初期の「爆裂都市」とか「逆噴射家族」とか、最近では「蜜のあわれ」なんかも知ってました。

町田康さんの小説は、「くっすん大黒」読んだけどよくわからなくて、今回の原作も読んでませんでした。(石井監督の「爆裂都市」に出演されてますね)もとパンクロッカーだし、小説もそんなイメージ。

クドカン(宮藤官九郎)は言わずもがなの現役パンクロッカーです。

そして、この三人だったら男の子の悪フザケ全開な映画になっているだろうなあと想像してたら、その通り。

ひとことで言うなら。浪人・家老・ニセ宗教・猿・フェス……って感じです。

最初にビックリしたのが、制作がドコモのdTV。

初めはコンテンツとして制作が計画されたけど、あまりのオールスターキャストになったので劇場公開が決まった……らしいです。

あらすじは……主演二人が言わないのに、説明するのもねえ。詳しいサイトもあるので、そちらをご参考ください。

まあ、すじはあるようで、ないようで、一つだけネタバレするとしたら敵討ちってとこかな。

でも、それはどうでもよくて、出てくる登場人物がシュールに現実社会を象徴していて、ゲラゲラっていうよりニヤニヤしてしまう映画です。

それにしても、俳優陣の弾けぶりが本当にハンパねえ!です。浅野さんのメイクに絶句し、永瀬正敏なんて、ずっとナレーションしているから、いつ出てくるのかと思ったら……まさかな姿で登場。

また、観に行った理由の一つが北川景子さんでしたが、結構出ずっぱりで、やっぱり美しかったです。踊りが面白かったなあ。先月の舞台の多部ちゃんといい、無表情で踊ってるのが笑えました。

 

普通にストーリーのある映画のつもりで観に来たら、ふざけんな!と思われそうな映画ですが、私は2時間を超える内容でも飽きずに観れました。

ミュージックビデオ感覚で観たり、また裏読みしたりと、理解しようと思わずにその場その場で楽しむ映画だと思います。

※公開したばかりのメイキング♪

 

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