『HALF』女王蜂(「東京喰種 トーキョーグール:re」エンディング)バンドの素顔に驚く
時々、ある曲が頭の中から離れなくなることがあります。自分で勝手に“耳ぐるぐる”と呼んでますが、最近のそれが女王蜂というバンドの『HALF』という曲。今期のアニメ「東京喰種 トーキョーグール:re」のエンディングに使われています。
「東京喰種 トーキョーグール」といえば、アニメ好きには知らぬ人のいない有名な作品で、石田スイ先生の処女作ながら未だに連載の続く大作です。現代日本を舞台に、人間と同じ姿をしながら人間を食べる存在【喰種(グール)】と人間との戦いを描くダークファンタジー。
主人公が、グールの内臓を移植されたことによって半グールとなった少年(まさにHALF)で、ストーリーの構成もグールが悪で人間が善というような単純なものではなく、グールと人間それぞれの立場でのストーリーが展開されます。
群像劇的な要素もあって、とにかく登場人物は多いし、死んだり蘇ったり、敵だったり味方だったりと超複雑。この第3シーズンの:reに関しては、主人公が別の人間になって出てきたりするので、とても一言では説明できないのですが、わかってくるとすごく面白い。特に、最近の連載ではどんどん絵が複雑になってきているので、年配にはアニメが有り難かったりもするのです。
で、今日のテーマはそのエンディングテーマの『HALF』なのですが、予備知識が全くなく、かっこいいサウンドだなと思ってMVを観てみました。
あ〜今時のMVらしく、モデル使ってるなあ。バンドの動画はないかな……と全く疑問もなく調べたら……本人でした。
女王蜂は4人組の日本のバンドで、メンバーはボーカルのアヴちゃん(男性)、ベースのやしちゃん(女性)、ルリちゃん(アヴちゃんの妹)、ギターのひばりくん(男性)。
2009年結成、2011年デビューながら、メンバー交代や活動休止を経て2014年から継続して活動しています。
特異なビジュアルが気になるところですが、詳しいプロフィールは非公開。ただ、ネット情報によれば、アヴちゃん、ルリちゃん兄妹はアフリカ系のハーフとのこと。納得です。
以前、映画「モテキ」の中で「デスコ」という曲が使われていますが……気がつかなかった。
この曲でも時折入っていますが、アヴちゃんのボーカルは、高いファルセットが特徴。また、歌だけでなくMVなどもメンバーで製作しているとのことで、最近の若い人はホントにアーティックです。
たまたまラジオでインタビューを聞いたことがあって、アヴちゃんがとても感じよく、頭の回転も速いと思いました。石田先生がライブに来てメンバーの似顔絵を描いてくれたことを嬉しそうに語っていたのが可愛かったです。
昔の動画では、まるっきり女装でファルセットも多かったアヴちゃんですが、ヴィジュアルも含め、HALFのようなカッコイイ路線を追求してもらえたらいいなと勝手に思ってマス。
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